歴史

スロバキアの葡萄栽培の歴史は2500年以上前迄遡る事が出来、紀元前6世紀から7世紀頃と思われ
る。考古学的発見によってこの地方で最初に葡萄を育てたのはケルト人であったとされている。また
、葡萄収穫用ナイフ七本および一個の陶器製ワイン杯の発見により、ローマ人到着以前既にスロバ
キアでワインの生産が行われていた事が証明されている。その後、葡萄栽培の歴史は13世紀頃まで
繁栄が続くが、タタール人の侵入により葡萄園の大半が破壊され、復活には15世紀頃の入植者、西
部地域のドイツ人の移動まで待たなければならなかった。

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年間のワイン生産量は16世紀後半には65万~70万hlに達するが、その後は減少に転じ長く低迷
、19世紀末から20世紀初期にはスロバキアでもフィロキセラや第一次世界大戦、世界的な経済危機
のあおりで減少傾向は続き、その後1960年代にかけて生産量はピークに転ずるが、これは他の旧共
産圏の国々同様に品質とは関りの無い集団農場化と大量生産によるものであった。

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1980年代終盤の民主化の流れと、1993年の建国後もしばらくはこの流れが続いていたが、1996年に
はテーブルワインとクオリティーワイン(後述)の比率が1:1で生産量も約55万hlであったのに対し
、2005年にはこの比率が1:7となり生産量も20万hlとなり、以降はその流れを維持し続け今日では全
体の生産量にテーブルワインが占める割合は毎年10%を切る様になっている。