スロバキアは中央ヨーロッパにある共和国で、 1993年にチェコスロバキアとの連邦を解消し独立した若い国家である。緑豊かな土地柄農業国と思われがちだが、特に第二次世界大戦後の共産主義時代に重点的に工業化され軍需産業、重工業が発展、現在の主要産業も自動車産業や電気産業で、国民1000人当たりの自動車生産数は202台と世界一で(2019年)あり、意外に思われる面も持つ。独立以降、着実な経済発展を続けている。
国土の面積は49,037㎢(日本の13%)で、北海道の60%程度、九州+高知県程度の大きさであり、中部、北部にカルパチア山系のタトラ山脈が、ドナウ川沿いの南西部には平原が広がる。
東西400km/南北200kmで、南西にオーストリア、北西にチェコ、北にポーランド、南にハンガリー、東にウクライナと隣接している。中世より交通の要衝で歴史的に大国の傘下に入ることが何度もあったことも多様な食文化に影響を与えている。首都はブラチスラバ。
また人口は546万人(日本の約4%)で、85%がスロバキア人、8.5%がハンガリー人、その他にロマ人(ジプシー)、チェコ人、ルシーン人、ウクライナ人等となる。
近年、国内での葡萄の栽培面積は減少傾向であるが生産者数は増加傾向である。ワイン生産の歴史は長く、現存するワイナリーには、500年近く前からその場所でワインを作っている生産者もある一方、若い国家として一つ一つワイン生産の文化を民族的アイデンティティの一面として、積み上げている側面も有る。伝統と革新、驚くほどの多様性、素朴、実直がスロバキアワインのキーワードと言える。
収穫可能葡萄栽培面積は約11,000ha、ワインの総生産量は32万hl、国内でのワイン消費量は69万hl。
国民一人当たりの年間ワイン消費量は13L。ワイン生産者数は769 (2022年7月現在)
スロバキアのプロフィール


